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WOC Athens

WOC Athens 2023〜世界大会レポート〜
2023.6.21-26

日本から飛行機でドーハを経由し、24時間かけて到着した文明発祥の国・ギリシャ。毎年行われるコーヒーの競技世界大会が、今年はアテネで開催されました。今回は、今後を見据えた大会の傾向を知るための視察と、現在LEAVES COFFEEがダイレクトに取引をして取り扱う、いくつかの生豆会社とのコラボレーションでブースに立つゲストシフトのスケジュールをこなしてきました。

競技会でも選手が使うことの多い最強のハンドグラインダー・コマンダンテのブースでは、Cup of Excellenceとの共同でBrazil COE #8 Fazenda Claudio Yellow Catuai Naturalを店舗に先駆けて先行リリース販売。クリーンな飲み心地と、シロップのような甘みのある液体が好評で、「Washedプロセスですか?」と疑わられる程。本格的なローンチはまだ先の新商品、コマンダンテC60を購入。世界にまだ50本と販売されていないうちの1本を入手し、今週末より早速Weekly Recomendのコーヒー1種類をこちらでグラインドしてご提供しております。

 

今年のバリスタチャンピオンシップ優勝は、ブラジル代表のBoram Um氏。兄のGaramはブリュワーズの代表で、兄弟揃ってTop3に輝きました。昨年のSCAJの期間中には、ロースターの店舗にも足を運んでくれており、彼の優勝を間近で見ることが出来たのは非常に歓喜深い思い出になりました。

たまたまこのタイミングでのリリースとなる、Boram氏の家族が経営するBrazil Fazenda UM Mundo Novo Natural LCR Lotは、柑橘系の優しい味わいが特徴。毎日飲みたくなる、飽きのこないテイストと、手頃な価格帯というのも手に取りやすいのではないでしょうか。

 

中米(Honduras, Nicaragua, El Salvador, Guatemala, Costa Rica)のカップオブエクセレンス2023年1-2位のロットを一挙にカッピング出来るセッションには、通路にも溢れるほどの人だかりが。ここで待ち合わせをしていたのは、2021年に単独落札したGuatemala Rosma農園のAlejandro氏。ロズマ農園の名前の由来にもなった、母親のRosemaryさんをはじめ、家族総出でご対面することが出来ました。多くの人の記憶にも残った彼のコーヒーを、昨年に続き今年も仕入れ買付の最中です。ぜひお楽しみにしていてください。

 

知る人ぞ知る、パナマの伝統的な農園Lamastus Family Estateの3代目農園主Wilford Sr.氏は、展示会で会う度に陽気に声をかけてくれます。2023年ベストオブパナマNatural部門では17位、Washed部門では2位と好成績を残しました。年内には、彼の農園El BurroからLEAVES COFFEEロットの到着を予定しております。

 

新しい生産者との繋がり、未来の可能性を感じ取ることが出来たアテネ滞在でした。新しいコーヒーのリリース、SCAJ期間中の特別なチャンピオン来店イベントなど、今後の予定はインスタグラムにて最新情報を公開していきますので、ぜひチェックしていてください!